3カ月のアルコール依存症入院を経た2日後にマムへの通所が始まりました。 そして3カ月を経て、今までの人生の中にはなかったとても大きな『学び』と『自覚』を感じています。 それは『何事も丁寧にやる』『慌てないで自分のペースをつかむ』というシンプルですが、長い依存生活の中で忘れてしまっていたことでした。 マムではスタッフの皆さんが通所者へ常に目配り、気配り、一緒になって製品のアイデアを考えたり、作業したり、清掃したり・・・で誰が通所者で誰がスタッフなのかわからなくなる程、お互いへの敬意に溢れた調和が存在している場所だと思います。 そんなゆったりとした平穏な時間が流れる中で、作業をしている内に、自然と冒頭に述べた自覚が湧いてきました。また、可能な人は屋外において午前中だけの公園作業に参加することもあります。無理のない程度の肉体作業は、アルコールで衰えた体をブラッシュアップするのには最適です。 食事も委託ではなく、専属のスタッフと通所者の食当が作る美味しい昼食は毎日の楽しみです。 最後になりますが、マムに出会えて心からよかったと感じます。いつも深い愛情で通所者とともにあるスタッフの皆さんに大きな感謝の気持ちで、この文章を締めくくりをいたします。(H.M)
(スタッフより)
今は、無事にマムを卒業されて、責任あるお仕事に復帰されています。
私たちにとっても本当に嬉しいことです。
特定非営利活動法人SUN リビングハウス マム
アルコール依存症回復施設 就労継続支援B型事業所 マムのテーマ 『ゆっくり生きよう いっしょに生きよう』 アルコール依存症からの回復は、人間関係の回復です。 もう一人で頑張るのはやめにしませんか?
0コメント